日々のこと 感じたこと

HSP/子育て中の私の備忘録です

目に見えない敵

こんにちは。今日も寒いけれど、きれいに晴れています。

 

今の私は、子育て中で、仕事をしていません。

世の中から、いい具合に離れて、客観的に、いろんなことを考えられる状態にいます。

もちろん、自分のことも。

 

これまでの私は、HSPである自分を否定して、

一生懸命、ふつうになろう、いわゆる、一般、とか、常識的な範疇みたいな

ところに行こう、そういう自分にならなくちゃ、と、

必死に頑張っていたなぁと感じます。

 

なんか、ずっと、目に見えない敵みたいなものと、戦っていたんだなぁ、と。

その敵とは

親から知らない間に植え付けられた概念だったり、親自身の考え方、だったり、

実態のない「常識」とか、「普通」とか「一般」とか・・・・

そして

それに伴って、自分自身に知らない間に課していた

「〇〇〇にならないとダメ!」

「もっともっと頑張らなくちゃ。じゃないと〇〇〇になっちゃう・・・・・」

みたいな、ある種の強迫観念みたいなもの。

 

そう、

自分の力の抜けたありのままの状態、丸ごとの自分、

できることも、できないこともある、でこぼこな不完全な自分、を受け入れるのではなくて、

誰かに言われた心ない言葉やら、考えやら、常識やら、固定概念やら

どこにあるのかよくわからない、一般常識、やら、

そういう

得体の知れない灰色の雲みたいなものに突き動かされて、

 

もっと頑張らなくちゃ、もっともっと、ちゃんとしなくちゃ、って

ずっとずっと、自分を認めてあげていなかったし、許してあげていなかったんだ、

って、思います。

 

そして、そういうふうに思い込んでいた時の自分は、

今よりも、ぴりぴりしていて、すぐに怒ったり、イライラすることが

多かったです。

 

そりゃそうだ、だって、自分で、自分のことをずっとずっと

いじめていたわけだから。

その時は、こんな今みたいに力の抜けた自分なんて、想像できませんでした。

 

 

頑張りたい人は、いいんです。頑張ってください。

私はもう、頑張るのは、止めます。

前までの私は、空気読み過ぎて、

周りのみんなが頑張っているから、私だって頑張らなくちゃ!って思っていました。

でも、人それぞれ、ペースもあったり、体力だって違うし、

80%のHSPではない人と同じようには、私たち、できていません。

HSPのことを深く知ってから、いい感じに吹っ切れました。

できる人はできるし、できない人はできない。ただ、それだけ!

 

自分の感覚を大切に。疲れた、と自分が思ったら、それは、正解なんです。

私だけ、疲れたなんて言っちゃいけないんだ・・・・・って思う必要なんて、

全然ないんです。疲れたら、疲れた、って思っていいし、休んでいいし、

その間に、まだ疲れていない人が、動いていたら、

どうもありがとう!って言えば、世界はそれで、いいんじゃないかなと思います。

もしも、ふっざけんなよーーーひとりだけ休むなんて!って

怒る人がいたら、

そんな人のそばから、そっと離れればいいんですよ。

 

眠い時は眠る。おなかが空いたらごはんを食べる。疲れたら、休む。

世界はシンプルでいいんだよー、って思います。