日々のこと 感じたこと

HSP/子育て中の私の備忘録です

主人公が自分だった!ということ

こんにちは。

今日は、また冬っぽいですね。寒くて、コートを着て

子供を保育園へ送ってきました。

保育園までの道、子供と歩くのが好きです。

仕事をしていた時などは、しゃーっと自転車で

送り迎えしていました。

あの時は、時間に追われていましたから。

 

ゆっくりと歩くと、たくさんのものに気づくことができます。

きれいな葉っぱや、ゆっくりと季節が動いていること。

松ぼっくりやら、親切なおじさんやら。

工事現場で、安全に通れるように誘導して下さる方。

優しい気持ち。

 

駆け抜けて、時間に追われて、たくさんの美しいものを

見過ごしてきました。

そんなのはもったいない!世界は美しいです。

もう、ゆっくり生きます。

 

さてさて。

この数日、何かがぱしっと見えそうで、見えていない感じがして、

何かが繋がりそうで、まだもわもわした感じで。

何かが、あともう少しで、どっかーんと、きれいに腑に落ちそうな予感です。

 

まだ、自分の中で、不確かというか、え?え?あれ?いいのー?という

感じですが、

このもわもわも混みで、文章にしたいと思います。

 

「主人公が自分だった!」

 

この感じが、数日前にいきなりしました。

自分の中に、数々のパズルのピースがあって、それを、うまく

繋ぎ合わせると、がしっと、すごい絵が出来上がるような、

そんな予感というか、うわーあともう少しなんだなぁ、というのが

よくわかっています。

 

自分の心が教えてくれること、それに従っていること。

私を、本来のところへ導いてくれているんだ、というのは

わかっています。

でも、え?え?いいのー?いいのー?と戸惑っている私も、います。

多分、その最後のところが

「主人公は私だった!」

という、ものすごい世界みたいです。

この前、それの予告編みたいなものを、私に見せてくれました。

 

自分の母のことは、手放しました。

傷つけてくる人から、自分を守ってもいいんだ、とある時気づいたからです。

傷つけてくる人が、私の場合、母だったので、

実の母だよ、いいの?と感じている自分がいましたが、

ある時、あーもう、いいや、とすぱっと手放しました。

特に連絡もしていません。

ありがとう、と思います。でも、もう嫌いになりたくないです。

私の世界を荒らしてくる人からは、ちゃんと、

大切な自分の世界を守らなくちゃ、と思って。

 

主人も、私の中では、うーん、とても難しい人で。

でも、少し前に、自分の心に素直に聞いてみたら、

彼からも、たくさん、傷を負っているな、と、よくわかりました。

見ないように、していました。

見てしまうと、足が止まってしまうようで。怖かったです。

多分、自分の中で、結婚した人だし、嫌いになりたくない、失望したくない、

心の中で、切りたくない、と必死に抵抗していたみたいです。

 

あきらめそうになっては、また自分を奮い起こして、

「自分の思い描く(理想とする)結婚という状態」へ

自分を引き戻して、戦ってきましたが、

たびたび、

自分の中の疑う気持ちや、あれ?この人って、嘘ついているよね、と

わかってしまう感じ、なんか、つじつま合わなくない?と感じること、

うわ待って、不誠実だなぁ・・・・と思ってしまうこと、

心臓がぎゅっと縮こまる感じ、そういうのが、ありました。

 

それを、自分で、ちゃんと、見つめました。

もう、彼からも、自分をちゃんと守れるだけの距離感を取らないと、

自分が傷つくだけだ、というのも、わかってしまいました。

気づいていなかったけれど、結婚とか、結婚相手、に

執着していたんだと思います。

 

そして、同時に、私も彼を同じように傷つけてしまう、ということ。

 

私と彼は、おもしろいです、光と影、陽と陰、みたいなんだ、と

よくわかりました。

本当に、適切な距離をお互いに取らないと、お互いがお互いを傷つけてしまう、と。

ハリネズミのジレンマ、なんです。

 

端的に言ってしまうと、

私ができることは、彼ができなくて、

私ができないことは、彼ができるんです。

 

そして、お互いの価値観を認め合うと、

私たちは、顔を合わせない方が、うまく行く、のかもしれない、

というのが、なんとなく、わかりました。

 

私は、もう、彼に傷つけられたくないし、

彼も同じように、私から傷つけられたくない、と思っています。

 

私と彼は、本当に、同じなんだ、とよくわかりました。

私が快くできることは、彼は苦手でできなくて、

私が苦手で上手にできないことは、彼が問題なくできるし、やりたいと思っている。

2人で、ちょうど、きれいな〇になる、みたいです。

 

性格も、考え方も、価値観も、全然違っています。

育ってきた環境も、全然違います。

本当、真逆だなぁと感じるところがたくさんですが、

不思議なことに、傷つきやすい心が、同じなんです。

 

ここに来るまでに、たくさん、学びました。

彼と結婚したからこそ、結婚というある種の縛りを自分で設けたからこそ、

逃げないで考えよう、逃げないで自分の中を変えていこう、と思いました。

それまでの私は、人間関係で息詰まると、すぐに人を切ってきました。

彼のおかげで、私はどんどん、自分の中を変えることができました。

どんどん、軽くなって、どんどん、黒いものが、減って行きました。

だから、ものすごく、感謝しています。とっても大変でした、でも、

本当にありがとう、と思いますし、私に愛を教えてくれたのも、彼です。

 

自分があらゆるものに、感謝できて、うれしくて、幸せで、

ふわーっと軽くいられる状態を保つためにも、

不思議なことに、少し極端ですが、

彼とは顔を合わせない夫婦、でいる、ということです。

彼の仕事、やっていることにも、もう口出ししないようにします。

 

全部、自分の心を中心に物事を見てみたら・・・・・

私には、もう全部、ありました。

ここに、全部。もう、持っていました。

 

この「主人公が自分?だったの?え!いいの?」という感覚。

とても驚きましたし、同時に、本当に生まれてから、これまで

たくさんの人たちに、支えられていたんだ、と

改めて感じました。

これまで出会った人たち、私の人生に登場した人たち、みんなが、

私に何かを伝えるために、ちゃんと、うまく、配置されていたんだ、という

驚き。

 

私はこんなにも、こんなにも、愛されていたんだ、と、

とても感動しました。

 

世界はすごいです。生きている、ってすごいです。

出会う人、出会うもの、景色、周りにあるあらゆるもの、事柄・・・・

全部、偶然ではなくて、必然で、用意されているなんて。

 

私はとても幸せです。

 

みなさん、どうもありがとう!

涙がたくさん出ました。