日々のこと 感じたこと

HSP/子育て中の私の備忘録です

可愛い子には旅をさせよを実感したこと

こんにちは。

今朝は5歳の娘を皮膚科へ連れて行きました。

2日ぐらい前から、頰が赤くぷつぷつに。

何か変なもの食べさせたかなあ、

蕁麻疹?と思って様子を見ていましたが、

痒がって可哀想なので、受診しました。


原因は、花粉?とのこと。

今お世話になっている先生は、

とても信頼出来る方です。

(よっていつも混んでいます)


娘の肌を見て、皮膚が薄いのね、

花粉の影響じゃないかと思いますよ、とすぐに

教えて下さいました。


うーむ。そうか。

そう言えば、私も、この1週間ぐらい

何だか肌が敏感で、ちくちくしているなあ。


敏感なみなさんも、どうか花粉には

お気をつけ下さい。

洗濯物をお外に干すのも、一時的に止めた方がいいかもしれませんよ、との

アドバイスもいただきました。


ご参考までに。


さてさて。


下の1歳8ヶ月の娘が保育園に通い出して、もうすぐ1年になろうとしています。

本当に早いものです。

去年の今頃は、お布団カバーや、お給食のコップ入れなど、

ミシンでがたがた縫っていたなあ、と思い出しました。


次女は、生まれた時から、不思議な存在でした。

私は、長女の時は、頑固な逆子だったので、帝王切開で出産しました。

なので、次女も、自動的に帝王切開となりました。


恐らく、自然分娩をされたお母さんたちは、

出産後、数時間したら、初めての授乳をすると思います。

私の場合は、出産してすぐに、次女と一瞬対面しましたが、

麻酔が切れて、自分でお手洗いに行けるようになってから、

新生児室へ行って、授乳やお世話を開始する、という感じでした。

なので、たっぷり24時間以上は、

母の体力回復に専念しました。


出産後の一瞬の対面後、

初めて看護師さんに、次女を部屋まで連れて来ていただいた時。


私が「ごめんねー。(他のお母さんたちは新生児室へ来ているし、他の赤ちゃんはおっぱいももらっているし)お母さんがいなくなっちゃったと思っちゃった?」と娘に言った時。


(この声は)あなただったのね!

という顔をしました。


うわあ。お腹の中で、きっと、ずっと、私の声を聞いていて、生まれてから、この声の持ち主を探していたんだわ…と直感的にわかりました。


次女を抱くと、本当に不思議な穏やかな気持ちになります。

しーんとしていて、でも全然寂しい感じがなくて、

広くて、静かな森の中にいるような、

もしくは、

凪で穏やかな海みたいな、

そんな気持ちになります。

静かで平かで穏やかな。


最初からそんな感じだったので、

次女の感じていることが、普通に私にも流れてくる、そんな感じです。


大きな音も嫌だし、騒がしいところも嫌だ、

でも、お外へ連れて行くと、

ちゃんと空気を読んで、ものすごく静かにしていてくれます。

電車の中や、待合室など、外で次女が騒いで大変だった、という記憶は、全くありません。


でも、それは、逆を考えると、

周りの大人たちがうまく察してあげないと、次女は頑張り過ぎてしまう、ということです。


だから、赤ちゃんの時は、

なるべくなるべく、次女が疲れ過ぎないように、(自動的に)頑張らせ過ぎないように、

注意深く行動していました。


そんな彼女が、9ヶ月の時に、

保育園に入所しました。


私が自分で保育園入所の希望の紙を出したくせに、いざ、入所決定の通知が来た時は、

正直、おーどうしよう!と思いましたし、

ざわざわしましたし、ちょっと泣いたりもしました。

(保育園に入所できなかった方には申し訳ないですが)


生まれてから、ずーっと、一緒にいたし、

まだまだ小さな、9ヶ月のぐにゃぐにゃの赤ちゃんを、保育園に預ける…ということ。

私はひどいお母さんなのかなあ、と

自己嫌悪みたいな気持ちになったり、

罪悪感がつきまとったりしていました。


でも。

この待機児童がたくさんいるご時世で、

すんなり入所できるのも、運命だし、

それに、

生まれた時からすごく感じていることですが、

この子は光の子供、だし、

私の手元から離れて、お外で彼女なりに

何かお仕事する役目があるのだろう!と

思ってからは、気持ちが変わりました。




次女は、違う環境になると、慣れるまで時間がかかる、

騒がしいところが苦手、

そして、注意してあげないと、頑張り過ぎてしまう、というのが

よくわかっていたので、

慣らし保育は、かなり時間をかけました。


他のお母さんたちは、1週間後、10日後には、もう普通に朝から夕方まで預ける!

という感じでしたが、

先生には、娘の様子を見ながら、決めて行きます、と伝えました。


他のお友達は、ママのいない慣れない環境の下、眠いのに寝付けなかったり、泣き喚いたり、

なかなか大変でした。

そして、先生も、そんな子供達に対応しようと、

全然余裕がなくて、わさわさ、ばたばたな状況でした。  


娘は、おもちゃや、他のお友達と遊びつつも、少し不安になると、私の膝のところへ戻る、というのを繰り返して、

毎日毎日、少しずつ、慣れて行ってくれました。

他のお友達が泣き喚いていても、

動揺せずに、私の顔を見て、安心して過ごしてくれていました。


他のお友達がお給食をいただく時間になると、

では、また明日、お願いします、と言って、2人で家に帰っていました。


娘にとっては、ママと一緒に来て、ちょっと遊ぶ児童センター?みたいな感じだったのかもしれません。


4月の3週目に入り。

他のお友達もだいぶ慣れて、落ち着き、

先生もだんだん上手に対応できるようになった頃。

ようやく、では、2時間後に、お迎えに来ます、や、

お給食が終わる頃に、お迎えに来ます…と

娘をひとりで預ける時間を延ばして行きました。


4月の4週目になりました。

娘は、私と離れている時間も

泣いたりせずに、楽しく遊んでいるようでした。


うーむ。さて。




最後の最後は。

やはり、私の気持ち、でした。


私の中に、パキッと娘と離れる決心が

まだついていないことに気づきました。


「あーこれは、私の問題なんだな」と。


娘は、最後の方は、きっと、

私に付き合ってくれていたのでしょう。


このままじゃ、保育園に預ける意味ないし、先生も、(私がうろうろしていたら)やりにくいだろうし、

私が、気持ちをしっかりしなくちゃ、と

心にばしっと決めました。


そして、その翌日から、

では、夕方までお願いします!と

先生に伝えました。



先生に娘の様子を聞くと。


慣れるまで時間がかかると言っていましたが、○○(次女の名前)ちゃんが、

一番、実は順調です!

他の子は、まだまだおんぶしないと眠れなかったり、泣いてばっかりですが…。


そうか!やっぱり。

子離れできていなかったのは、私の方だったのね。



保育園に預ける前は、

こんなに小さいのに、お母さんと離れたら可哀想!だよね、やっぱり…

と思っていました。


でも。

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれません。


みんなママが大好きだけど、

でも、娘を見ていて思うのは、

保育園の先生に本を読んでもらったり、お歌を教えてもらったり、

おもちゃで他の子と遊んだり、

お外へお散歩行ったり、

みんなでお給食を食べたり、お昼寝したり…

とっても楽しそうです。

0歳児なりの、横のつながりもあったりして。


朝、保育園行くよー、と言うと、

自分で上着を持って来て、

「まだ行けないのかい?」みたいな顔をします。


お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃん以外の人に、

おはようと声かけしてもらったり、

抱っこしてもらったり、

一緒に遊んでもらったり、

家の中で、ママとマンツーマンよりも、いいのかなあと、今は思います。


もちろん。

ずっとママと一緒、というのもいいです。


ただ、私は、どうしても行動がワンパターンになりやすかったり、

決まったような遊びばかりしていたり、

どうしても制限が付いてしまうような気がするので、

保育園に預けて、よかったなあ!と思っています。


子供はママと一緒がいい(に決まっている!)という価値観もあります。

特に年配の方たち(私の母も!)。


それも正解だろうし、

でも、それだけが正解ではない、と

私は思っています。


きっと、4月から子供を保育園に入所させて

お仕事復帰、というお母さんたちもたくさんいるでしょう。

たぶん、みなさん、心のどこかで、

いいのかな。これで、いいのかな?と

感じるのかもしれません。


0歳児でも、1歳児でも、2歳児でも、

どんなに小さくても、

ママと一緒、とは違う世界をきっと子供は持っているし、

なにより、とても楽しんでいますよ。


お母さんとずっと一緒がいい(と子供は思っているに違いない)と思っているのは、

実は、お母さんが子供と離れることへの不安があるから、かもしれません。


子供は、私たちが思っているよりも

強くてたくましいのです。


読んでくださってありがとうございます。