HSPと我慢
こんばんは。
なんだか日中はすっかり春っぽくなってきましたね。
うれしい限りです!
さて、さて。
今日の出来事から。
今朝、娘の保育園で見かけたことです。
今日、娘たちのクラスは、バスに乗っての遠足でした。
Aくんは少し興奮気味でした。Bちゃんに会って、嬉しいのと、興奮しているのとで、
少し暴れ気味でした。
興奮が抑えられないAくんは、Bちゃんのお母さんの持っていた袋に
パンチをし始めました。
そして、Bちゃんの腕にもパンチしたり、キックしたり。
ついには、Bちゃんのお腹にもパンチをしていました・・・・!
Bちゃんのお母さんは、娘を守るために、
「Aくん、パンチしたらダメだよ」
「Bちゃんが嫌がっているから止めてね!」と最初は穏やかに言っていました。
でも、それを聞かず、Aくんの、Bちゃんへのお腹パンチ。
そこでBちゃんのお母さんはぷちんと切れて、
その部屋にいた保育士の先生に
「あの、Aくんが娘のお腹にパンチして泣いちゃったんですけど、ちゃんと、
見てもらえます(怒)」と、先生へ進言しました。
その様子を私は見ていました。
そして、自分だったら、どうするだろう、と考えてみました。
もしも、自分の娘が、興奮したAくんからお腹パンチを受けたら・・・・・。
自分はどうするだろう。
もちろん、蹴ったり、殴ったりは、×だと思います。
私は、Aくんが、遠足でうれしくて、興奮しているのも見て取れました。
保育士の先生が、出発前で、ばたばたと準備していて、子供ひとりひとりの
様子を落ち着いて見られていないのも、見て取れました。
私だったら、おそらく、
Aくんにはやんわりと
「おーっと、パンチは痛いかなぁ、止めようかな?」と
言ってみて、それでもふざけるのが止まないようならば、
自分の娘を抱っこしてでも、その場から引き離して、
「逃げる」と思います。
そして、先生には何も言いません。
だって、先生だって、万人ではないし、
一生懸命、遠足の支度をしてくれていました。
他のHSPの方はどうしますか?
ひとりひとりの、事情、とか、状況、が見えてしまうので、
被害を自分の方で引き受けてしまった方が、
一番、気が楽、というか。
これがきっと、気が弱い、とか、優し過ぎる、とか言われるのかなと思いますが。
でも、同時に、争うとか、誰かを傷つけたかもしれないなあと感じるのも、きっと自分がつらくなります。
私の選択肢に、Bちゃんのお母さんがしたような
先生を注意する、というのはありません。
私は、自分で、私ってHSPだなぁ、という自覚があるので、
ふむふむ、HSP的対応をするんだなぁと思いますが、
もしも、自分がHSPだ、と気付いていない人は、
きっと、優しかったり、争いを避けたいという気持ちが故に、
痛みを全部引き受けてしまって(我慢してしまって)、
精神的にとてもつらくなってしまったり、うつ病とかにもなってしまうのかな、と思いました。
自分の心と向き合って、
そして、
せめて、自分は自分の味方でいてあげよう、と
自分を守ること(小さなことでも我慢しないこと!自分が嫌だなあと感じることは、回避すること)が、HSPにとっては、大事なことなんだと思います。
「逃げ」はダメだ、というのは、HSPではない人たちには通用する言葉です。
私たちは、自分を守って逃げましょう!