日々のこと 感じたこと

HSP/子育て中の私の備忘録です

小鳥の心臓

みなさん、こんにちは。

曇天で、空の様子やら、寒さやらに思い切り影響されているなぁ、と感じます。

 

私は、HSP特有の、細かい、繊細な感じが基にあります。

すぐに傷つきます。強い言い方をされたりすると、心の奥底で、今でもしゅんと

しているのがわかります。怒られるのも嫌です。強い音も嫌です。

扉のバタンと閉まる音も嫌ですし、気づいたのは最近ですが、

小さい頃から、真横を救急車が通る時、あの大きな音が強烈過ぎて、

目をつぶってつらい感じに耐えながら歩いています。

ホームで電車を待っている時に、すごい音と風と共に電車が入ってくるのも

実は苦手です。

人がたくさんいるところも、あまり行きたくありません。

ショッピングモールやら、ディズニーランドとかも、人の多さに

目が酔ってしまって、すごくすごく疲れます。

匂いも結構気になります。香水の強い匂いも、気持ち悪くなってきてしまいます。

 

あとは、もう亡くしましたけれど、祖父や祖母は大好きでしたが、

いつからか、祖父母の家から足が遠のいてしまいました。

私が会いに行ったら、すごく喜ぶのもわかってしました。でも、

行けない自分がいました。

これは、後から気づいたのですが、

祖父母が大好きで大好きで、でも、

会う回数が多ければ多いほど、たくさんの思い出が「できて」しまいます。

亡くした時に、その思い出が多ければ多いほど、自分がつぶれてしまうほど、

悲しむ、というのが、わかっていたようです。

だから、大好きだけど、会わないようにして、自分の心を守っていました。

小さい頃、おじいちゃんとおばあちゃんが死んじゃうのが、本当に怖かったです。

大好きで、この人たちが、いつか、いなくなってしまうんだ・・・・って

ふと、考えるたびに、涙ぐんで、急いで、違うことを考えるようにしていました。

ずっとずっと、祖父と、祖母を亡くす日が、怖かったです。

先に祖父が亡くなり、それから、祖母が亡くなり・・・その時、

あー、私、やっと、大好きなおじいちゃんとおばあちゃんが亡くなる恐怖心から

解放された、とも感じました。

 

嫌なこと、つらいこと、苦手なことが、本当に多いです。

 

でも反対に、嫌なことが強烈だったり、たくさんあったりする分、

嬉しいことや、幸せなこと、世界の美しさは、きっと、他の人よりも多く

感じられるんだと思います。

子供を抱っこして、にこーっと笑ってくれて、ああ、この子は、とっても

安心してくれているな、と、強く、わかってしまうことや

寒い時に、温かいお風呂があって、からだがじわーんとほぐれていく嬉しさや、

木に生えている苔の緑色がいろんなバリエーションがあって、とっても

美しかったこと、寒さが進んでくる頃、木の葉っぱの紅葉がとても美しかったこと、

赤や黄色、地面に落ちているたくさんの葉っぱの、どれ一つとして、

同じものがないことの、奇跡や、美しさ。

子供をお迎えに行く時、空が虹みたいに、きれいなグラデーションになっていて

はっとすることや、雲のオレンジ色のシャーベット色や、桃色に染まっている様子。

音楽。誰かの一生懸命な姿。

 

私の周りにいてくれる、愛する家族、そして、犬、それから

自然、外の美しい世界。

 

大変だけど、でも、頑張ろう、と思ったりしています。

みんなにありがとう、と思い、世界が見せてくれる数々の美しい風景に

感動して、生きていこう、と。