日々のこと 感じたこと

HSP/子育て中の私の備忘録です

潜在意識に沈んでいた傷

こんにちは。

今日は白く曇っていて、寒いくらいの気温です。

保育園では、来週から

2人の娘たちは進級して、新しいクラスになります。

卒園するお友達や、退園、異動する先生たちと、今日でお別れです。

桜はお団子みたいにふわっと綺麗ですが、

やっぱり全体の空気に、寂しさがあって、

意識がそこに触れてしまうと、わっと泣いてしまいます。


でも、いいのです。

お別れする寂しい気持ち、悲しい気持ちを全部感じ切って、そうして、

来週から始まる新しいピカピカのスタートへ

ぴりっと切り替えます。



さて。

さて。

前回、前々回と、両親や姉との出来事について書きました。


自分の中に聞いてみて。

自分の様子をじっと見つめて。


本当に、すっかり、忘れてしまっていたけれど、思い出したことがありました。

この20年ぐらい、本当に、忘れていたのです。


この前、両親、姉と会った時。

そこに漂う雰囲気、言葉にはしないけれど、

母と姉が裏で交わしたであろう、私に関してのやり取りのようなもの、

そういったものを、バーっと感じ取って、

自分でも驚くような反応をしました。

(ものすごく怒りました)


それから数日経って。

自分の中の気付いていなかった

油の染みのように、ぷわーんと、

ある思い、傷が浮かび上がってきました。


私が大学生になった頃、

姉は社会人となりました。

そして、母は変わらずフルタイムの正社員として働いていました。

その頃、父は単身赴任で一緒に住んでいませんでした。


母と姉は、外へ出て仕事する、という同じ立場、状況で、

ひとりのんびりと大学生をしていた私を

思い切り追い詰めて、孤立させていました。


私たちはこんなに大変な思いをして仕事に出かけていると言うのに、

アンタはいい御身分よね!

好き勝手やっているし!

私たちのペースを乱すようなことをするし!


と、まあ、このようなオーラをがんがんに出して、私と接していたのです。


彼女たちの妬みやら、自分たちの思い通りに私が動かないことへの勝手な恨みやら、

それはそれは恐ろしい雰囲気の漂う家でした。


もちろん。

そんな針のむしろのようなところに居たくありません。

私にとって、のんびりとくつろげる家、なんていうものではありませんでした。


なので、私は、なるべく家にいないように、

学校の後は、アルバイトばかりしていました。


(母の、うーん、言ってみれば、

囲い込み?のようなことは、

私が小さい頃からやられていたことでした。


私が何か、母の気に入らないことをすると、

姉と結託して?囲い込んで?私を孤立させます。

そして、精神的にじりじりと追い込んでくるのです。)


表面上は、「何も気にしていない」

「私、大丈夫」「全然平気だもん」として、

生活していましたが、

帯状疱疹になったり、頭は円形脱毛になったり、

本当は、メンタルは打撃を受けていたし、私の奥底は深く深く傷ついていたようです。


そんな恐ろしい生活が4、5年続きました。


週末だけ帰ってくる父は、結局1度も介入することなく、いわば、

見て見ぬ振りをする人なんだ、と私は認識していました。


娘(私)を理解しよう、ありのままを受け止めよう、という考えは、今も昔も

全くない人です。

むしろ、母の言いなりにさせたい、

自分の考えが1番正しい、自分の価値観が絶対、そこに歯向かう私は、

「変人」「頭がおかしい」「考え過ぎ」

「大袈裟に反応する」等々、

本当に小さい頃からそんな扱いをされていて、

私は、深く傷ついていたのです。


思えば。

小さい頃から、守ってもらえる人がいなくて。

いつも、いつも、ひとりぼっちでした。

いつも、孤独で、いつも、自分ひとりで

立ち向かわないといけませんでした。


それが、本当に辛かったです。



無自覚だったけれど、その傷を、この前、母と姉がさっとかすってきたので、私は火がついたように怒り出してしまったのです。


それが、ぷわーんと、

布地の奥底に染み込んでいた頑固な油汚れのように、浮かび上がってきました。


その傷を、私に確認させるために、

起こった出来事だったのです。


そうか…深く、深く、私は傷ついていたんだな、と再確認しました。

我慢し過ぎて、潜在に深く沈んでしまっていた傷でした。


でも、これはいい兆候です。

顕在意識と潜在意識の垣根が低くなっていて、ネジがぐらぐらになってきています。


深く沈み込んでしまって、日常では

意識にさえ上がっていなかったこと。

これが、ぷわーん、ぷわーんと、浮かび上がってくるというのは、

自分をどんどん癒せる、ということです。


世界は優しいので、一気には来ません。

順番、順番にやって来ます。

そうして、ひとつひとつ、丁寧に癒していきます。

自分のありのままに戻るために。


はー…それにしても。

何てタフな設定をしてきたんだろう、私の魂は!と思います。


悲しい思いをたくさんしている人は、

人に、優しくなれます。

これが、目的なのかしら。


読んでくださってありがとうございます。